2013年11月10日日曜日

Raspberry Piは、日本のIT業界を崩壊させる!!



Raspberry Pi がもたらすコトの本質的な意味を、なぜ、みんな考えないのか?

Raspberry Piは、イギリスの小学生や中学生が、試行錯誤しながら、

コンピュータそのものを理解するための、Tool

それに共感する愛を持ったContributorが、すばらしいcommunityで支援をしている。

その環境で、コンピュータを学ぶとともに

「どうしたら、Raspberry Piで、実現できるのだろう?」と思考錯誤して

問題解決法

システム構築法

プロジェクト管理

などを体験的に、学んでいく。

その彼らが、10年後大学生になって、さらに技術者や研究者になっていく。

Rasoberry Pi は、小さなコンピュータではなく、イギリスにおいて、

体系的な人材育成システムになりつつある。そして、それが最大の価値

今回、関西オープンフォーラムで、ブースに来た沢山の情報工学の大学生と話すことができた。

質問などを投げかけて、確認したが、

・コンピュータを使った、問題解決技法

・システム構築技法

・プロジェクト管理

身に付く形で理解されいない。もしくは、教えられていない。


イギリスでは、Raspberry Piの教育システムのなかで、体験的に学ぶ小中学生が

多くなっているのに、、、この差は、どうなるのだろ。。。

極端に言うと、

今の日本のIT業界は、アメリカのコンピュータ製品のI/Fの上で、

単に、アプリケーションを作っているだけ。

I/Fの上のアプリケーション屋が、どれだけ弱いのか、

それは、過去の多くの事例が示している。

そして、アプリケーション屋は、グローバルな視点でみれば、

徐々に、優秀で、コストの安い海外の技術者たちに、置き換えられていくだろう。

僕も、シンガポールでITシステムを日本の1/2から1/3で作った経験を持つ。

Raspberry Piの教育システムで、育った、良質な資質を獲得し

そして、大学では高度な技術をしっかりと学ぶ、イギリスの若者たちは、

アメリカとは違った、活躍をするだろう。

多くの日本の大学は、I/Fの上で仕事する若者を量産している。

その彼らは、10年後、アメリカと、イギリスのI/Fの上で、

わずかな仕事を奪い合って、アプリケーションを作ることになるかもしれない。

日経の田中さんの記事にも指摘されている事と、

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20130723/493403/

上記の事を、合わせて、考えた場合。

何を、考えなければならないか?何をしなければ、ならないか?

明確だ。

Peaceじゃない

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